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久米島紬事業組合
国の重要文化財にも指定されている伝統工芸品「久米島紬」が織りなす色とりどりの世界
大島紬や結城紬など、日本の紬文化の元ともなる久米島紬。フクギや藍、ユウナなど島に自生する植物から染料を作り、職人の手によって染められています。また、製品になるまで、時間をかけてデザインや織りを全て一人の職人が仕上げていることも特徴の一つです。

単純に「黄色」「赤」「青」とはいえない、奥深い色合いと独特なパターンの図柄。久米島紬事業協同組合が運営する「久米島紬の里 ユイマール館」を訪れると、島の植物が生み出す色彩の世界へと誘われます。ここでは蚕の養殖から製品まで、久米島紬ができるまでのすべての工程を見ることができます。職人たちによる手織りの現場は、一定のリズムが刻まれ、少しずつ文様が浮き上がっていきます。一反できるまでの時間を考えると気が遠くなるほどです。

着物を着ることは、特別なイベントという方も多く、高級な久米島紬で仕立てることはなかなか手が出しづらいものです。本物の上質な紬をもっと身近に感じたいという方には、ファッション小物がおすすめ。本革のショルダーバッグには、ワンポイントで久米島紬があしらわれています。さりげないデザインで、仕事にも使える機能性もあり、男女問わず喜ばれます。信玄袋は伝統的な柄でもモダンな装いで、カジュアルスタイルにも◎

ネクタイはスーツスタイルの個性を出すために欠かせないアイテム。久米島紬はすべて手作りのため、図柄の出方も違う一点物のネクタイになります。手持ちの着物には、帯を取り入れてみてはいかがでしょう。男性用の角帯は、シンプルながら本物の久米島紬が楽しめて、風格も格段にあがります。自分へのご褒美に、そして大切な人へのギフトとして、本物の工芸品の風合いを贈ってみませんか?

久米島紬事業協同組合
〒901-3104 沖縄県島尻郡久米島町真謝1878−1
098-985-8333